ウィルス感染問題への気づき

ぬるま湯につけられたカエルは、徐々に熱湯にされると変化を認識できずに、飛び出す機会を失って死んでしまうといいます。
最初から熱い湯に入れられれば飛び出すことができても、徐々に変化させられると、その危険性にマインドフルネスを得にくいのです。
新型コロナウィルスの感染拡大対処についても、同様のことを念頭に入れて行動すべきでしょう。
現状を希望的かつ固定的に捉えるのではなく、「まだはもうなり・もうはまだなり」と捉えながらも、「日に新たに、日々に新たなり」と行動するべきでしょう。

また、日本赤十字社が説いている「三つの感染症」に関しては、伝搬を前提に行動すべきでしょう。
新型コロナ問題が人々に「不安」を感染させ、不安が人々に「差別意識」を感染させ、差別意識が「受診の回避」を感染させて、「三つの感染症」の負の連鎖を招くことは、避けなければなりません。
このような負の連鎖には、恐怖心が根底にあることに、マインドフルでなければなりません。
「三つの感染症」の根底にあるものは、ウィルスではなく心にあることに、マインドフルネスを得ておく必要があります。

ただ、ものごとがうまくいかなくなって、心身の調子が優れない方もおられるかもしれません。このような時、かなり古くなりますが、著名なジョン・シンドラーは、次のことを自分に言い聞かせ、忘れないように心がけることを勧めています。

(1) 落ち着き・・・「平常心でいこう」
(2) 謙虚さ・・・・「この逆境を潔く受け入れよう」
(3) 勇気・・・・・「だいじょうぶ、まだまだいける」
(4) 決意・・・・・「この敗北も勝利に変えてやろう」
(5) 明るさ・・・・「確かにやられた。でも終わりじゃない」
(6) 快活さ・・・・「それでも善意と誠意を失わず大切にしよう」

※ これらの心の持ちようは、瞑想の実践から自然に生まれる内容だと、私は経験的に捉えています。

ウィルス感染者は右肩下がりで減っていくとしても、そこには波があることも認識しておくことが望ましいでしょう。
それは決して直線的ではなく、その上下にうねりを伴いながら変化していくことを、認識しておくことが望ましいでしょう。

以上述べてきたことは、自覚の中でのあり様と理解しておく必要があると思います。
西田先生は「自覚」について、「私を主語かつ目的語として知るだけではなく、私に於いても知るのでなければならない。」、とされています。
この自覚の場所にあるものが、「鏡の自己」ということになると思います。

この記事へのコメント